フェイスリフト

顔のしわ・たるみ取り手術の代表的な手術がフェイスリフトです。
判りやすく言えば、ベッドのシーツのシワを伸ばす要領で、顔面の皮膚を剥離(はがす)して引っ張り、余分な皮膚を切り取る手術です。
この手術は額のしわ、頬や口もとに出来るしわをのばす時に用いられますが、さらに持続性をもたせるために、皮膚と筋肉の間にある皮下筋膜を一緒に引き上げることもあります。

point
顔面神経を損傷しないように、充分に注意して行わなければならない手術です。
神経質になる必要はありませんが、クリニック、ドクター選びは慎重に。

コラーゲン・ヒアルロン酸注入

しわ取りのもっとも簡単な方法です。
コラーゲンはまれにアレルギー反応を起こす人がいる為、必ず事前に、皮内テストが必要です。
コラーゲンに比べ、テストの不要なヒアルロン酸は、人気が高くなっているようです。しかし、どちらも体内に吸収されるため、永久的なものではありません。

point
目のまわり、額、口のまわりなどのしわのある部位、しわの深さなどにより効果的な使い分けがされているようです。

サーマクール

メスを使わないフェイスリフティングとして注目。
皮膚の表面にダメージを与えずに真皮層まで高周波を届ける事ができるため、コラーゲンを刺激しリフティング効果を生み出します。

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新しい治療法のため、リスクに関する情報がまだ乏しいと言えるでしょう。

ケミカルピーリング

フルーツ酸やグリコーゲン酸などの薬剤を使い、肌の古い角質や紫外線などの影響で肥厚した角質を取り除き、表皮細胞の生まれ変わりを促進させる事が出来ます。
しみ、そばかす、毛穴の開きなどに効果的ですが一回の施術では改善は難しく、数回の施術が望ましいでしょう。

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ケミカルピーリングの施術後は皮膚が薄くなっているため、日焼けは大敵。

プラセンタ注射

胎盤から抽出した「プラセンタ」注射を行うことにより、疲労回復、新陳代謝のアップ、肩こりの解消などに効果的です。
また、しみや肌のくすみなどの改善にも期待できますが1回だけでは難しく、数回の継続が必要でしょう。

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ビタミンB群の複合剤の点滴注射を併用することでより高い効果を期待できるようです。